ある夏の日、体調が悪くなった浩司は近所に新しくできた個人診療所に行くことにした。そこには佳江という美人女医がいた。
診察室で綺麗な女性と二人きりという状況に浩司は少し緊張した。一通り症状を伝えた後、腹痛があることを思い出した。
「あと、お腹も痛くて」
「じゃ、ちょっとそこのベッドに横になって」
浩司は言われるがまま横にあるパイプベッドに靴を脱いで仰向けになった。
佳江は立ち上がってベッド脇にキャスター椅子を移動すると間仕切りカーテンを閉めた。白衣の下は白いワイシャツにミニスカートだった。椅子に座って片腕をまくった。
「じゃ、お腹だして」
浩司は黙ってTシャツごと胸まで捲り上げた。
仰向けのまま佳江をちらりと見ると、座っているミニスカートから白いパンティが三角に見えていた。浩司は驚きと同時にそのまま太ももの奥に見える白い輝きから目が離せなくなった。見ているうちに小さかったペニスはみるみる勃起してしまった。
佳江は浩司の腹の上に手を置くと、腹の上を滑らせながら軽く押した。
「ここ、痛い?」
浩司は慌てて視線を佳江の顔に移した。
「あ、いえ」
「じゃ、ここは?」
佳江はへその周辺を順番に押していく。
「いえ」
「……」
佳江の顔はなぜか少し紅潮していた。そして妖艶な笑みを浮かべながら言った。
「じゃ、もうちょっと下かもね」
佳江は手を滑らせ、ズボンの中に潜り込んだ。
浩司は驚きで声が出そうになったが、こらえた。
ギンギンに勃起しているペニスの先端に佳江の手がぶつかると佳江はいやらしく小さな息を吐いた。佳江は困ったようないたずらな笑みを浩司に向けた。これどうしたのと口が動いた。
「あ、いや、あの」
浩司が口ごもると、勃起した浩司のペニスの上に佳江の手が覆い被さった。
「あ」
浩司の全身に快感が駆け抜けた。
「ここは?」
佳江は怪しく微笑むと、ペニスを手のひらで撫でまわした。
「あ……」
浩司はあまりの気持ちよさに上の空で天井を見ていた。
「どうなの?」
佳江はピンと張った手のひらをカリ首にくっつけ、激しく上下に動かした。
「ああっ!」
気が狂いそうなほどの気持ち良さに、イキそうになってのけぞった。反射的に佳江の腕をつかんでしまった。
「もうちょっと、くわしく調べる方がよさそうね」
佳江はズボンの中で勃起したペニスを握り締めると、軽くしごきだした。
「ああ……」
浩司は腕を離すと佳江の顔を見、自分の股間を見た。ズボンの中で、佳江の手が怪しく上下に動いている。それだけでいやらしかった。
「問題はなさそうね。腹痛のお薬、出しておくわ」
佳江はしごきながら言った。いつのまにか自分のミニスカートをたくしあげ、白いパンティをあらわにし、もう片方の手で布越しに自分の縦筋を上下にこすっていた。
「ああ!」
浩司は我慢できずに声を出した。
「どうしたの?」
「イ、イっちゃいます」
浩司はまわりに聞こえないように、小さな声で答えた。
「そう」
すると、佳江は一気に手の動きを早めた。一向に手をゆるめない。そして、握った手に力をこめ、激しくしごきたてた。がに股になって膝を曲げ、同調するように自分の縦筋も腰を揺らしながら激しく上下にこすっている。
「あ!」
浩司が声を上げるのと同時に、佳江はかり首から上を包むように手をかぶせた。途端にビクンビクンと精液がほとばしった。ズボンの中でドクドクと精液が佳江の手の中に注がれる。
「あ、あ、あ」
佳江は、小さく声を出しながら縦筋を狂ったように上下にこすっている。
「はあ、はあ……」
浩司は全身の力が抜け、放心状態だった。
佳江は自分の股間から手を離し、腰をがくがくと震わせた。パンティのそこはいやらしくぐっしょりと濡れ、透けたひだがパンティにへばりついている。
佳江は黙って拳のまま手を引き抜くと自分の顔の前にもっていき手をひらいた。たっぷりの白い精液がべっとりと手のひらに広がっている。
浩司は上気した顔でそれをどうするのか黙って見守っていた。
佳江は浩司を見て微笑むとその手を口に持っていき一気に手のひらの精液をすすった。
「あ」
浩司はそのいやらしい光景に固唾を飲んだ。
佳江は手のひら全体をすすると、ごくりと飲み込んだ。そして、猫のように自分の手のひらを下から上にべろべろと舐めまわした。そして、スカートを下ろすと、何事もなかったかのように言った。
「お大事にどうぞ」